「島の山」の価値が500倍もはね上がった驚きの訳 電柱があれば何もしなくても収入が得られる?

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電柱敷地料は、山に限らず、宅地や田畑であっても発生しますが、その金額は地目(土地の用途)によって異なります。

【山林】年間200~300円
【宅地】年間1500円
【田畑】年間1700~1900円

山の場合は、固定資産税の評価額が30万円以下であれば税金がかからず、ほとんどの山は1万から2万平方メートルまでは無税となりますから、固定資産税の安い山は電柱敷地料も安く抑えられています。

「宝探し」のような楽しさを体験

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逆に、宅地は年間数万円の固定資産税を払っているため、電柱敷地料が高く設定されており、田畑の場合は電柱が農作物の栽培や収穫の邪魔になるという理由で、最も高く設定されているのです。

山に電柱があれば、年間で200円から300円の電柱敷地料がもらえますが、その金額を低さを甘く見るのは禁物です。

山に電柱が1本だけというのレアケースで、最低でも複数本あり、場所によっては何十本もの電柱が連続して立っていることも珍しくありません。

山の数が増えていけば、電柱も相当な数になるため、少なからぬ「不労所得」となります。山を手に入れてから、現地で電柱の数を確認する作業をすれば、まるで「宝探し」のような楽しさを体験できるのです。

永野 彰一 投資家・事業家

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ながの しょういち / Shoichi Nagano

1990年生まれ、東京都出身。早稲田大学法学部卒業。14歳の時に取得した「乙種第4類危険物取扱者」を手始めに、100を超える資格を高校在学中の2年間に取得。最年少取得記録を多数保有している。プロの雀士でもある。現在は不動産投資家として活動し、全国に数百の山や戸建て、アパートなどを所有。「山王」と呼ばれている。テレビ東京『日経スペシャル ガイアの夜明け』などメディアにも多数出演。著書に『一生お金に困らない山投資の始め方』など。

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