"空の巣症候群"を救った98万円温泉付マンション 子育て卒業直近の小説家が伊豆で二拠点生活

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二拠点生活 SUUMO
子育ての終わりが見えてきて「育児以外に、私が本当にしたいことってなんだろう?」と、高殿円さんは考えます(イラスト/いまがわ)
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小説家の高殿円さんは、夫婦+高校生の息子の3人暮らし。芦屋の一軒家で仲良く生活しているものの、子育ての終わりが見えてきて、寂しさを抱えていたそうです。

そんな高殿さんは「育児以外に、私が本当にしたいことってなんだろう?」と、考えます。その結果、「私だけの秘密基地を作ろう!」「温泉が出るマンションを買おう!」という夢が浮かびました。

あちこち土地を調べた結果、伊豆のビンテージリゾートマンションを購入した高殿さん。物件購入を通して自分自身と向き合う方法や、2拠点生活が家族関係にもたらしたメリットについて寄稿いただきました。

全力を注いできた子育てに、終わりが見えてきた

我が家には、手はかかるが楽しくかわいい、赤ちゃんのときからエレベーターを愛する息子がいる。

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

小さなころから「○○駅はフジテック製……、××駅は三菱製……」と、なぜかエレベーターのメーカーを記憶してボソボソと呟くような子どもだった。

「エレベーター、息子」でGoogle検索すると、なぜか息子のまとめがトップに出てくるので、詳しくはお暇なときにそちらを読んでいただきたい。

高校生になっても息子は移動する鉄の箱を偏愛しており、将来は機械工学科に進学したいそうだ。もうこうなると親としてはただただ一途な息子を尊敬し、夢に向かって邁進する子のために黙って働くしかないのである。

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