軽キャンパーを自分で作る、DIYアイテム人気の訳 軽バンや軽トラックを手軽にアウトドア仕様に

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
ネクストライフが展示していた、軽トラックの荷台に載せるキャンパーシェル「HA★KO(ハコ)」を装着したハイゼットトラック(筆者撮影)

「好みのキャンピングカーを自分で作りたい」

昔から愛車をベースに、車中泊用のベッドやキャビネット、キッチンなどを自分で作りたいというニーズは一定数ある。いわゆる自作キャンピングカーだ。とくにDIY自慢のユーザーで、キャンプや釣り、自転車など、アウトドアの遊びに凝っている人に多く、本格的キャンピングカーのような豪華装備はむずかしくても、できるだけ安価に、可能な限り快適な室内空間を作りたいのだ。

アウトドア系イベント「アソモビ2022 in Makuhari」(2022年8月6~7日・幕張メッセ)にも、そうしたニーズに応えるためのDIYアイテムがいくつか展示されていた。とくに今回は、軽バンや軽トラックをベースに、ユーザーが自分で愛車をカスタマイズできるDIY系の新作2アイテムを紹介してみたい。

ネクストライフ・HA★KO(ハコ)

HA★KO
展示していたHA★KOを搭載したデモカー(筆者撮影)

埼玉県を拠点とする「ネクストライフ」が展示した新製品「HA★KO(ハコ)」は、軽トラックの荷台に載せるだけのキャンパーシェルだ。キャンパーシェルとは、いわゆるキャンピングカーの居住部分。本格的キャンピングカーでも、例えばピックアップトラックや軽トラックなどがベースのモデルでは、やはり荷台にキャンパーシェルを載せることは多い。

内装
HA★KOの内装(筆者撮影)

当製品がそうした本格派と違うのは、室内にはウッド製の壁があるだけで、家具やベッドなどは、好みに合わせて自作することを前提としている点だ。同社では、「キャンピングカーを自作したいユーザーは多いが、さすがにシェルまでは作れない」といった声が多いことで、当製品を開発したのだという。

次ページキャンピングカー登録不要、設置は載せるだけでOK
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事