軽キャンパーを自分で作る、DIYアイテム人気の訳 軽バンや軽トラックを手軽にアウトドア仕様に
会場に展示されたのは、ダイハツ「ハイゼットトラック」の中でも、上級グレードのジャンボエクストラをベースに、荷台にHA★KOを搭載したデモカーだ。製品のサイズは、荷台に載せる部分の長さが1940mm、高さは1845mm、幅は1590mm(1台ごとの手作りのため若干の誤差は生じる)。展示車のシェル部はオプション設定しているブラックカラー仕様で、通常はホワイトの外装となる。また、リアのエントランスドアと、サイドウィンドーも標準装備されている。
室内に入ると、中はまさに“がらんどう”だ。デモカーでは、左側の壁や天井にはウッドの壁を貼っており、右側の壁には断熱材を貼った仕様となっていた。これは、当製品では、断熱材などがない左側のような木製壁だけを標準装備仕様とし、オプションの安心パックでは、右の壁のように、内側へ断熱材を入れた仕様も選べるからだ(販売時は断熱材の上にウッドの壁も貼る)。
ユーザーの希望に合わせて2タイプを用意
なお、税込み価格は、標準装備が90万2000円。断熱材入り壁や電気の基本配線、外部電源や100Vコンセント、照明配線を施した安心パックが117万7000円だ。室内について、すべて自分でやりたいユーザーと、ある程度のベースがあったほうがいいユーザーの両方に対応する。
HA★KOは、前述のとおり、荷台に載せるだけなので、降ろせば普段は仕事用の軽トラックとして使えることも特徴だ。取り付けは、専用のジャッキを使い、荷台と干渉しない高さまで上げた後に、クルマをバックさせて荷台と当製品の位置を合わせ、ジャッキで下ろすだけ。固定用の金具も付属するため、設置はとても楽だという。
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