お見合いをしても、“交際希望”をもらえず、通過率が悪い。そんな人たちは、お見合いでの言動に問題がある。
仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて、苦労や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、“自分では気づいていない、お見合いのときの失礼な言動”について述べる。
条件とリアルな本人のギャップ
お見合いは、それまでお互いのことを知らなかった男女が、サイトに登録されたプロフィールを見て、“この人なら、会ってみたい”と思い、申し込みをかけたり、申し込まれたお見合いを受諾したりする。
つまり、お見合いが成立した時点で、お互いに結婚相手の条件として“合格点”を出した人に会いに行くのだ。
条件では合格だったのに、お見合い後にお断りが来るのは、リアルな本人が不合格点だったからだ。
先日、かよこ(38歳、仮名)がお見合いしたのは、年収1500万円のエリート、さとる(42歳、仮名)だった。写真も好みのタイプだったので、かよこは、このお見合いにかなりの期待を抱いていた。
その日は、仕事を終えてからの夜のお見合いだった。
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