亀戸「新興フードコート」で味わうミシュランの味 新旧交わる、新陳代謝の町並みを食で勝手に再現

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総武本線・亀戸線が乗り入れる街・亀戸
総武本線・亀戸線が乗り入れる街・亀戸。「カメイドクロック」にあるフードコートは、新陳代謝を続ける亀戸を象徴するような場所だ(筆者撮影)
時にレストランであり、喫茶店であり、高齢者の集会所にもなる「フードコート」。その姿は雲のように移り変わりが激しく、楽しみ方は無限大。例えるなら「市井の人々のオアシス」だ。
本連載では、そんな摩訶不思議・千変万化な「フードコート」を巡り、記録しながら、魅力や楽しみ方を提唱していく。

今回は、東京都江東区にある商業施設「カメイドクロック」のフードコートを訪問する。その名も「アソビバ!フードパーク!」である。

従来、東京を西と東に分けると「住みたい街」として名前が挙がるのは吉祥寺を筆頭に中央線沿線など西側が多かったが、近年は東側にも注目が集まっている。同エリアはいわゆる「下町」的な昔ながらの街が多い一方、近年は開発が進み、新旧が入り交じった独特の空気感が人気の一因かもしれない。

今回の亀戸も、歩いてみるとそうした「二面性」が感じられる街であった。

駅の出口で開発度に大きな違い、2つの顔を持つ街

スタート地点である亀戸駅でまず驚かされたのは、出口による開発度の違いである。具体的には、アトレがあり、東武亀戸線改札もある北口と、線路を挟んで反対のカメイドクロック側・東口とで見える景色が違いすぎる。

【画像】東京・亀戸「カメイドクロック」にあるフードコート「アソビバ!フードパーク!」。生まれ変わる街・亀戸や、フードコートの様子【全35枚】
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