亀戸「新興フードコート」で味わうミシュランの味 新旧交わる、新陳代謝の町並みを食で勝手に再現

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北口には通りいっぺんのチェーン店がそろっており、マンションもそこそこある。また、アトレも2024年秋にリニューアル予定であり、活気を感じる。東京スカイツリーも遠くに顔をのぞかせており、東京東部の勢いを感じさせる一帯になっている。

北口と全く空気感が異なる東口
北口と全く空気感が異なる東口(筆者撮影)

反対に東口からまず目に入るのは、大量の自転車。そして昔ながらな喫茶店や立ち飲みチェーンの晩杯屋など、何となくこちらのほうが私が持っていたイメージに近い。もちろん、これは褒めている。

街並み
そうそう、こういう街並みを求めていたのだ(筆者撮影)

駅のすぐ前の道の奥に入ると、さらに居酒屋が立ち並ぶ。駅近の好立地にもかかわらず空き地のまま放置されている区画も複数あり、これから開発が進むのであろうか。同じ駅前でもそれぞれの側でここまでの差があるとは思っていなかった。

ちょっと歩くとディープな景色が広がる

駅前は非常に近代化された最近の勢いある街と、昔ながらの下町らしい街、その両面の顔を見せてくれたが、ちょっと歩くと後者の匂いが色濃く残っているように感じる。そもそも北口も路地を一本入ると、かなり渋い景色が広がる。

名物として知られ、今年にオープンした麻布台ヒルズにも出店している「亀戸ぎょうざ」も発見。

亀戸ぎょうざ
発見、亀戸ぎょうざ(筆者撮影)

さて、亀戸ぎょうざを見てお腹も空いてきたので、そろそろフードコートへ向かおう。

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