39歳「トランプの右腕」が放ったバイデンへの嫌み 突然副大統領候補に躍り出たJ・D・バンス

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共和党大会で演説を行ったJ・D・バンス氏(写真: Kenny Holston/The New York Times)

J・D・バンス上院議員は7月17日、アメリカ・オハイオ州南西部でのトラウマ的な生い立ちから、ドナルド・トランプ大統領の保守運動の"最高副官”としての新たな地位まで一直線に結びつけ、労働者階級のルーツをワシントンに持ち込み、「この国を築いた人々のために 」戦う手助けをすることを共和党全国大会で誓った。

白人労働者階級の政治的基盤のための指名

39歳のバンスは、初めて出席した全国政治大会で党の副大統領候補指名を受け、その役割を担った史上最年少のアメリカ人となった。

アパラチア地方の出身で、「アメリカのハートランドに息づく気概」に深い感謝の念を抱いているバンスは、トランプ大統領の白人労働者階級の政治的基盤のための指名であることを効果的に強調した。

バンスは、自分を育ててくれた信仰深く口の悪い祖母「マモー」から学んだ教訓と、麻薬の過剰摂取で亡くなった昔の近所の友人や知人の思い出に導かれると語った。

「党派に関係なく、すべてのアメリカ人に誓います。私は自分が持つすべてを捧げる」とバンス。「あなた方のために奉仕し、この国を、あなた方自身、あなた方の家族、そしてあなた方の国のために、あなた方が抱くあらゆる夢が再び可能になる場所にするために」。

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