39歳「トランプの右腕」が放ったバイデンへの嫌み 突然副大統領候補に躍り出たJ・D・バンス

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それでも、少なくとも1人の労働指導者はバンスが共和党の候補に加わったことを歓迎している。チームスターズ・ユニオンのショーン・オブライエン会長は、15日の大会でのスピーチで、バンスは 「働く人々のことを本当に考えている 」共和党議員グループの1人だと述べた。

「このグループは拡大し、アメリカの非常に壊れたシステムを独占している人々に恐怖を与えている」とオブライエンは語った。

「トランプ嫌い」から寝返ったバンス

78歳の前大統領が81歳の現職を落選させようとする選挙戦では、バンスの若さと限られた政治的経歴が、必要であればジョー・バイデン大統領の代役を務める準備ができていないとするトランプ大統領のハリスに対する攻撃を弱める可能性がある。17日、バイデン大統領に対する民主党の圧力が強まるにつれ、その可能性はわずかに高まったように見えた。

しかし、上院議員で2番目に若いバンスは、バイデンを年寄り扱いし、邪魔者扱いすることで、主要な大統領候補に加わる最初のミレニアル世代としての役割に身を乗り出し、当時デラウェア州選出の上院議員だったバイデン大統領がイラク侵攻を支持したとき、自分は高校生だったと振り返った。

「ジョー・バイデンは私が生きているよりも長い間、ワシントンの政治家をやっている」とバンス。「半世紀の間、彼はアメリカをより弱く、より貧しくするためのあらゆる主要な政策イニシアチブの支持者だった」。

バンスは、激しいトランプ批判者から、同氏のMAGA(Make America Great Again=アメリカを再び偉大に)運動の代表的な弟子の1人へと政治的に転向したことについては言及しなかった。作家であり私人であったバンスは2016年、トランプは 「アメリカのヒトラー 」かもしれないと語り、彼を 「文化的ヘロイン 」と評した。

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