ダイエットの大敵「雨の日は避けたい」意外な食材 実は「甘いもの」「脂っこいもの」以外も要注意
乳製品は動物性脂肪のため、冷えると血中で固まりやすいのも厄介。大きな出っぱった骨(顎・肩甲骨・骨盤)の下側に、タプタプ脂肪がたまりやすくなります。骨盤周辺にたまると、子宮や腎臓が冷える「婦人科系の不調」を起こしやすくもなってしまうのです。
東洋医学では「雨」は「湿邪」と呼ばれ、胃を弱くすることでも有名です。水分代謝は主に「胃」で行なわれます。甘さや乳製品で水分がたまったところに、外側から「湿気」が入るとさらに胃が悪化。
たまった水分は下降して「憂鬱(ゆううつ)な気分」や「だるさ」も誘発。心身の軽さは「余分な水分」をためないことから始まります。雨の日は小豆茶など「利水作用」のあるお茶で温めて排出しましょう。
また、雨など湿気の多い日くらいは、乳製品は別のものに置き換えるのも有効です。やめるというよりも、近いもので済ませるという発想が大事です。(例)クリームシチュー→味噌汁 /カフェラテ→ブラックコーヒー /チーズ→アボカド /プリン→素焼きナッツ
凍った食べ物で内臓が"極寒冷酷地獄"に
フローズンドリンクやアイスクリームなど凍ったものは、消化工場の役目を担う「胃」を冷やします。冷えた後の再加熱で炎症を起こせば「内臓脂肪」に、低温度のまま機能悪化すれば「水太り」に直結。タプタプな腰肉や下腹は、「冷たく甘い」水分系の老廃物が骨盤まわりにたまったものです。
凍ったものは「甘味」を感じにくいので、通常以上の甘味料を使用していることがあります。これも「むくみ」「たるみ」の原因のひとつであり、「依存性」を高める危険性も。夏以外は「フローズン」は週1回以下を徹底したいところです。
どうしても食べたい場合は、余分な水分をとる「小豆茶」や、基礎代謝を上げる「三年番茶(天日干しして3年熟成させた番茶)」など、温かいお茶とセットにしましょう。
日本人がサラダを食べ出したのはおよそ100年前。もともと肉食(極陽)の習慣がなかった日本人にとって、必要なものではありませんでした。
海に囲まれた日本では「湿気」が胃腸を弱めるので、野菜も加熱して食べるのが消化にやさしい食べ方です。東洋医学では「野菜」は陰性の食材。そのまま食べると「陰の力」で体を冷やします。火で調理して「陽」を加えることで、食事の陰陽バランスが整い、食欲や味覚の偏りがなくなります。
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