ダイエットの大敵「雨の日は避けたい」意外な食材 実は「甘いもの」「脂っこいもの」以外も要注意

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肝臓は体の基礎代謝の30%を担っており、解毒などの複数の機能を持っています。飲酒をするとアルコールの解毒が最優先されるので、全体的な肝臓の機能の低下につながる可能性も出ます。アルコールは、基礎代謝の大役を担う肝臓の邪魔をするのです。

とはいっても、お酒を完全にやめろと言われても、それは難しいでしょう。そこで現実的に実行できそうなこととして勧めたいのが、お酒は「中2日」あけること。アルコールは完全に抜けるまで2日かかるからです。毎日ビール1缶より、週末にまとめて楽しみましょう。

(出所:『自然やせ力 運動オタクが運動やめたらー10kg! やせ細胞を120%呼び覚ます養生』より)

毎日の晩酌は、肉を控えることで卒業できる

毎日の晩酌がやめられない方は、日常生活で交感神経が優勢な傾向。緊張感やストレスが多く「常に体をゆるめたい」潜在意識が働いています。「陽」の力が強い状態です。

『自然やせ力 運動オタクが運動やめたらー10kg! やせ細胞を120%呼び覚ます養生』(Gakken)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

環境だけでなく「陽性食品=動物性」は心身に熱を持ち凝縮させる働きがあります。筋肉や血管が固くなることで緊張感を強めます。中でも塩分が多いと、いっそうアルコールに依存します。おつまみが塩っ気の多いものが目立つのも、思わずうなずけるでしょう。

「お酒」は動物性食品の正反対の存在で、固まったものをゆるめる「極陰性」の食品。肉を減らして「緊張感」をとっていくと、自然と「お酒」への欲求がおさまります。リラックスできた日はお酒に頼りにくくなるので「ノンアルコール」に置き換えて、肉も控えめで過ごしましょう。

アルコールは依存性が高いので、減らす精神的ハードルが高いのがネック。しかし一方で、動物性食品は置き換えが比較的簡単。肉・卵・魚の干物の量を野菜の半分以下にして、野菜中心の献立にすれば済みます。

※今回ご紹介した各方法は、体質に相性があるため、体に異常が生じた場合は直ちに中止し、医師に相談してください。
Elly ダイエットコンサルタント

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えりい / Elly

YouTube「Ellyのボディメイクチャンネル・養生ダイエット」を主宰するダイエットコンサルタント。(社)養生ダイエット協会代表理事。現在45歳。娘は16歳。一部上場コンサルティング会社を退職後、35歳からボディメイクトレーナーに転身。東洋医学・栄養学など、古今東西あらゆる知識を融合させた、独自のダイエットメソッド「養生ダイエット」を発案。ダイエット指導は2000人を超え、10kg、20㎏以上減の生徒も多数。2023年6月に2冊目の書籍『自然やせ力』が発売。Amazon5部門1位のベストセラーになっている。著者累計10万部。

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