東大生「これで成績伸びた」理解深まる凄い復習法 アウトプットとインプットどちらを重視する?
「インプット」とは、書籍や講義などから知識や情報を得る過程のことを指します。つまり、言われたことを理解したり、本で読んだことを自分自身に落とし込んだりして、自分の知識量を増やすことを意味しています。
それに対してアウトプットは、得た知識や情報を使って問題を解いたり、他人に説明したりする過程です。自分が持っている知識を活用する力が重要となります。
このように説明されると、勉強や仕事では「インプット」のほうが大きな割合を占めるのではないかと思う人も多いでしょう。もちろん、高い質のアウトプットを行うためにはその土台となるインプットは不可欠です。
しかし、アメリカのコロンビア大学の研究では、物事を理解する、記憶する際のインプットとアウトプットの比率は「3:7」が望ましい、という結果が示されています。つまり、この研究結果に基づくと、アウトプットのほうがインプットよりも2倍以上の時間を費やす必要がある、と言えるのです。
アウトプットを重視した勉強法は?
このような研究結果から、昨今の日本の教育では「アウトプット」を重視する動きが広まっています。
近年教育業界で盛んに用いられている「アクティブ・ラーニング」という言葉も、「先生が一方的に講義をするのではなく、生徒が能動的に授業に参加する」ことを指すため、この「アウトプット」を重要視している教育法であることがわかるでしょう。
一方で、この「アウトプット」は、「インプット」に比べると、なかなか自分でも応用できる勉強法を生み出しにくい、という課題点があります。
例えば「インプット」であれば
・単語帳を進める
・参考書(解説本)を読む
・問題集の問題を解く
というようにさまざまな方法論がありますが、アウトプットはその名の通り、何かを「読んだり」「受けたり」する受け身の姿勢では、成立しないものなのです。
では、どうすればよいのでしょうか。僕が高校生の頃に実際にやっていたアウトプットの方法論を紹介します。
それはズバリ、「人に教える勉強法」です。
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