ついに完結!『二月の勝者』名場面ベスト10は? 過熱する中学受験に投げかけたメッセージとは

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スポーツにおいては9歳から12歳くらいはゴールデンエイジといわれています。諸説ありますが。将棋や囲碁、バレエなどの世界でも、この時期から本格的な鍛錬が始まります。脳科学では10歳くらいから子どもの脳が大人の脳に変化するともいわれています。昔から「九つまではひざの上」ともいいますよね。対象がなんであれ、この時期に何かに打ち込む経験は貴重です。さまざまな学問につながる勉強に打ち込むことも1つの選択肢です。

第9位

『二月の勝者−絶対合格の教室』漫画の一コマ
(出所:『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー 』第5集 (c)高瀬志帆)
「だってあいつ、毎日塾に来てるじゃん。俺達いつの間にかそれが当たり前な気がしてるけどさ、そもそも『小学生が毎日塾に来て座ってる』こと自体が、すごくね? すごいんだよ! だから、うちの塾に来てる奴らは、一人残らず、すごい!」ー『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー 』第5集第38講より。
授業は真面目に受けない。テストも鉛筆を転がして答える。自習室で炭酸飲料をぶちまけたり、ネズミを追いかけてドブにはまって登塾したり……。問題児扱いされている石田王羅に、温かい態度で接する講師の橘勇作に、佐倉が「なぜ?」と聞く。橘は「本来、小学生なんてあんな感じだぜ〜」と答える。当たり前のことに気づかされた佐倉は「…あの、なんか… 目から鱗でした、ありがとうございます!」とお辞儀する。
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