70歳を越えたら実践すべき5つの「お金の作法」 シニアにとって大切なのは「足るを知る」の境地

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
シニア世代には投資で「一喜一憂」するよりも大切なことがあるという(写真:kouta/PIXTA)
70歳を越えたら「お金に縛られず」「心配しすぎず」「心豊かに」暮らすのが理想、と語るエッセイストの中山庸子氏は、その理想を実現するためにお金に関して「やめる」べきことがあるといいます。
中山氏が自己の経験をもとにたどりついた、シニアのための「お金の作法」とは?
※本稿は中山氏の著書『やめると人生ラクになる 70歳を越えたらやめたい100のこと』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

多すぎる「通帳の数」を減らすとラクになる

実家にひとり暮らしだった母が東京に越してくることが決まったとき、どうしてもしてほしいと頼んだことのひとつが「通帳の数、減らして」でした。

リスク回避の気持ちが強い(強すぎる)戦中派世代だから、記されている金額はともかく、かなりの数の銀行や信用金庫の通帳を持っていたので、抵抗はあったみたいです。

ところが、通帳を整理したら、すごくラクになったようで「あなたも早く減らしなさい」(笑)。

次ページつづいて自分の通帳も整理を開始
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事