「心地よい台所」70歳になったら手放すべきもの シニアの自炊は「ラクである」ことが最優先

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ニンジンやゴボウ何本分も切るだけで疲労するお年頃、もう無理してキッチンに立つ時間を増やさない。作り置きというほどではないけれど、一応小さめの密閉容器に用意するとすれば、浅漬けとかマリネ、ピクルスのようなもの。

揚げ物は買っても、切って何かに漬けるだけなのに高いものは買いたくないシニア主婦。だけど、メインのおかずの他に欲しいのはこういうものなんですよね。だから、これを作るのは「やめない」。

で、調味料も○○の素的なびん類はほぼやめたのですが、試しに塩麴を買ったら、漬けるのに便利でおいしいので小さめの瓶のを買っています。

お天気のところに戻ると、シニアはその日の天候と体調に合わせて食べたいものを食べたい。シンプルでいいから、ライブ感覚重視。「消化試合」的に作り置きを食卓に並べ、結局ほぼ自分で食べる必要は「もうない」ということです。

洗い物を溜めなければ「洗い桶」も必要ない

私の場合、三角コーナーをやめたのは確か40代の頃だから、これは「やめた歴」長いものの代表です。

理由は簡単。

◎ シンクの角にいつもある生ごみを見たくない

◎ 三角コーナーのヌルヌル掃除がイヤ

◎ おしゃれじゃない

以上です。でも、よく考えると、ついさっきまでは「食材」だったのに、急に生ごみってかわいそう。

生ごみっぽくなる前に水分をきっちり切って蓋つきの専用容器に入れ、必ず最短の可燃ごみの日には出す! をやれば、三角コーナーやめられます。

ちなみに、おでんやけんちん汁とか剝いた皮の量が多いとき用に、穴の開いた小さめポリ袋は買ってあるので、シンクが野菜の皮だらけになることもなく過ごしています。

油の使用量が以前より減ったから、食器洗いもササッと済ませてシンクには基本洗い物を溜めない。

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