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何もやらない人が口にしがち「ヤバい言い訳3つ」 知らないうちに自己イメージを下げているかも

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  • 永谷 研一 行動科学専門家、発明家、株式会社ネットマン代表取締役社長
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たとえば、「計画を立てるだけで行動をしない人」は、実際にどんな言い訳をすると思いますか? ここでは、代表的なものを紹介しましょう。

行動しない人の言い訳トップ3

① 忙しくて時間がなかった(時間不足)
② 自分のせいではない(他責)
③ 計画が悪い。来週からがんばる(先延ばし)

こうした言葉をつい日常的に使っている人は要注意。行動につながらなかった本当の理由を深く考えておらず、当たり障りのない表面的な思考をしているだけかもしれないからです。

また、言い訳が思い浮かんだとき、それを口に出すと、自分の言い訳を耳からも聞くことになります。

「思う」ことに「聞く」ことが重なり、「できない」という自分を否定するような自己イメージ(セルフイメージ)が固定されてしまいます。

これは、専門的には「ラベリング効果」と呼ぶ、自分へのラベル付け、レッテル貼りです。つまり、言い訳することで、知らず知らずのうちに「自分はできない人間なんだ」と決めつけてしまうのです。

ただ、よくないと思ってはいても、人はつい言い訳をしてしまいます。その原因は何なのでしょうか?

自分の本音を隠す「心のフタ」

「忙しかったんだよ」「私のせいじゃないし」「計画が悪かったんだ」

こうした言い訳は、固定観念や思い込みからきていることも多々あります。

「忙しい」と思い込んでいるだけで、優先順位をつけるなど、工夫すれば時間をつくれたかもしれません。「自分のせいじゃない」と決めつけていますが、早く周りの人に相談すればよかったのかもしれません。「計画が悪い」と断言しているものの、計画を変える方法があったかもしれません。

問題は、そうした思い込みに陥っている自分に気がついていないこと。だから言い訳を重ねて、そんな自分を正当化しようとしてしまうのです。

では、なぜそうしてしまうのでしょうか?

それは自分の「本音の感情」とのアクセスを遮断しているから。それに深く関わっているのが「心の中にあるフタ」の存在です。

少し詳しくお話ししましょう。

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