毎日「文章を書く子」と「書かない子」驚きの差 毎日たった10分で思考力に差がついてしまう

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ソフトウェア開発を学ぶ人のための養成所で働はたらく先生が、こんなグチを言いました。

「学生たちに何か作りなさいと言うと、みんな、すぐに本を買ってきて勉強を始めます。一冊読み終わっても何も作れません。そうすると、また別の本を買ってきて勉強を始めるんです。困ったことに、彼らはこうやってずっと勉強するだけで何も進まないのです……」

作文を学びたがっている大人たちも、この学生たちと似ています。上手に文章を書けるようになりたいからと、お金と時間をかけて作文スクールに通って授業を受けるのですが、そうやって学んでも毎日文章を書く人はほとんどいません。そして受講期間が終わると同時に文章をまったく書かなくなってしまうのです。

大人たちも作文の書き方は義務教育のうちに習っています。それでも多くの人が、自分には文章力がないと嘆いているのです。

文章力は書かないと上達しない

文章を書く力は、漢字をたくさん知っているとか、国語の文章問題が解けるといったこととは別のものです。単語をたくさん知っていても、それを適切に文章で使えないと意味がありません。文章力は、書かないと上達しないのです。

とにかく書いてみましょう。へたくそでも長く書けなくても構いません。オレオ公式に当てはめれば短い文章が作れましたよね。時間はそれほど必要ありません。ハーバード大生みたいに、毎日10分だけ作文の時間を取ってみましょう。

みなさんの中には、パソコンやスマートフォン、タブレットの操作が得意な人もいることでしょう。「ハーバード大生みたいな1日10分ライティング」の毎日の練習も、そうしたデジタルデバイスを使って書きたいと思うかもしれません。

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