毎日「文章を書く子」と「書かない子」驚きの差 毎日たった10分で思考力に差がついてしまう
生成AIの進化が著しい中、今の子どもにとっては将来、AIと働くことが当たり前になることが予想されます。そうした中で重要になるのがロジカル思考で、これを鍛えるにはライティング力が必須だと、韓国屈指のライティング・コーチのソン・スッキ氏は言います。
本稿では、子どものライティング力を伸ばすのに具体的に親はどうすべきかについて『作文宿題が30分で書ける! 秘密のハーバード作文』より抜粋して紹介します。
ヘタでもいいから毎日書いてみる
「小学校でエッセイの授業があったから、文章は毎日書いていたよ」
原稿を書いている私に向かって、小学校5年生までアメリカで過ごしていた息子がこう言いました。小学生のうちに文章を書く習慣を身につけた息子は、韓国に帰国してからも、大学受験で忙しくなる直前まで毎日文章を書いていました。
それは短い文章で取り立ててすばらしい内容のものでもなかったのですが、毎日書き続けたことが息子にとって大きな自信になったようです。
ところで、私は、息子が小学生の時から今にいたるまで一度も、彼に「作文を書きなさい」と言ったことはありません。こうしたことは、息子が自分から進んで書き続けてきた結果です。
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