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仕事できない人ほど「頭がいい」に憧れる納得の訳 成果につながらない「頭がいい人」の呪いに注意

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  • 深沢 真太郎 BMコンサルティング代表取締役、ビジネス数学教育家
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仕事が楽しくて成果があって誰かを喜ばせていることが重要であり、他に重要なことがあるのでしょうか。

「成果」はどこへ行った?

しかし、現実には、「仕事が楽しくない。成果もイマイチ出ないし、誰かに貢献している気がしない」という思いを抱え、苦しんでいる方が大勢いらっしゃいます。そのような方々は、どこに拠り所を求めるのでしょうか。

そんな問いを立てたとき、私にはある答えが浮かびました。「せめて頭のいい人ではありたい(バカだと思われるのは絶対に避けたい)」というメンタリティになってしまうのではないかと。成果が出ていない人ほど、満たされていない人ほど、「頭のよさ」に固執するのではないかと。

私はこれを「頭がいい人」の呪いと呼んでいます。

私たちビジネスパーソンが目指すものはあくまで成果であり、「頭がいい」ではありません。しかしながら後者を欲するあまり、「成果はどこへ行った?」と思われてしまうようなビジネスパーソンがたくさんいらっしゃいます

私は、たとえ頭がよくなくても、仕事を心から楽しんでいて成果もあって誰かを喜ばせている人のほうがむしろ素敵だなと思います(そんな人が存在するかどうかはさておき)。

「頭がいい」を追い求めることが悪いわけではありません。ただ、その頭のよさは必ず仕事の成果に結びつけてほしいと思うのです。それが本当の意味での知性ですから。

ですから私は研修やセミナーなどを通じて、ビジネスパーソンには成果を出すことを強く求め、その橋渡しをすることに全力を注いでいます。彼らに頭のよさなど求めたことはただの一度もありません。

「頭がいい」を追いかけるあまり、自分を喜ばせることに一生懸命の人。「成果」をシンプルに追いかけ、仕事で誰かを喜ばせている人。あなたはどちらでしょうか。「頭がいい人」の呪いに、どうかお気をつけください。

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