男性の7人に1人「尿路結石」一度かかると厄介な訳 体外に自然に出る結石の大きさは「5mm以下」

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尿路結石
なぜ結石ができると激痛が起きるのか。男性は40代から、女性は50代から注意が必要だ(写真:metamorworks/PIXTA)
尿の通り道に結石ができ、のたうち回るような激しい痛みを起こす尿路結石。日本尿路結石症学会が実施した2005年の調査によると、男性の7人に1人、女性の15人に1人は生涯で一度は経験するとされている。
男性は40代から、女性は50代から注意が必要だ。なぜ痛みが起きるのか、どのように対処すればいいのか。新百合ヶ丘総合病院泌尿器科の荒川孝医師に聞いた。

尿路結石でよくある症状

尿路結石とは、尿の通り道である腎臓や尿管に結石ができて、さまざまな症状を引き起こす病気のこと。最もよくある症状が、背中や脇腹の痛み、血尿だ。

なぜ結石ができると激痛が起きるのか。荒川医師はこう説明する。

「結石は尿中のミネラルや有機物からできるもので、そのほとんどが腎臓で作られます。まず腎臓の乳頭という場所に結晶ができ、徐々に大きくなっていきます。それが、豆がプチッとさやからはじかれるように飛び出します」

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