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男性の7人に1人「尿路結石」一度かかると厄介な訳 体外に自然に出る結石の大きさは「5mm以下」

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結石が腎臓にとどまっているうちは痛みがほとんど出ないが、細い尿管に落ちると、痛みが出る。実はこの痛み、結石が尿管をこするために生じることもあるが、それよりも大きいのは腎臓が腫れることによる痛みだという。

「尿管に結石がつまって尿の流れがせき止められることで尿が停滞し、腎臓の内圧が上がり、腫れるのです」(荒川医師)

つまり、結石1つで2種類の痛みを引き起こしているというわけだ。

何センチまでなら自然に排出?

(イラスト:マツキヨ/PIXTA)

腎臓の腫れで起こる痛みは主に背中に生じやすく、尿管がこすられる痛みは結石の位置によって脇腹から下腹部へと帯状に移動していく。結石が膀胱付近まで落ちてくると、残尿感や頻尿などの症状が出ることがある。

また、結石が尿管の粘膜を傷つけることで出血すると、血液が尿と一緒に排出され、血尿となる。そのほか、腎臓の腫れによって反射的に腸の動きが制限され、吐き気や嘔吐などの消化器症状が出ることもあるそうだ。

「理由は明らかではありませんが、尿路結石は夜中に突然、痛みが出ることが多い」と荒川医師。寝ているときに突然激痛に襲われ、救急外来を受診するというのがよくあるパターンだそう。

結石が膀胱まで落ちれば、通常は尿と一緒に自然に排出されるが、そのままとどまることもあり、そうなると治療が必要になる。

結石が自然に排出されるかどうかの1つの目安となるのが、大きさだ。石の大きさが5mm以下であれば、約7割は自然に排出されるといわれている。

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