
痛風を発症して10年。彼が社会に訴えたいこととは――(写真:nisimu/PIXTA)
ある朝、目が覚めたら足が腫れ上がっていて、歩くことさえ困難だったという会社員の男性(52)。異常な痛みに耐えかねて、タクシーで病院へと向かった。診察や検査の結果、わかった病名は案の定、痛風だった。
そこから彼がやり始めたこととは――。
なんだ、この痛みは!
「なんだ、この痛みは!」
ある朝、高石和明さん(仮名)は、足の痛みとともに目を覚ました。よく見ると、右足の甲の外側――つまり小指の付け根あたりが大きく腫れている。当時42歳だった。
普段から運動は一切しないので、捻挫などの可能性は低い。睡眠中に何かにうっかり足をぶつけたのだろうと思いながらベッドから立とうとすると、激痛が走った。あまりの痛みに耐えかねて、すぐに病院へ向かった。
本連載では、「『これくらいの症状ならば大丈夫』と思っていたら、実は大変だった」という病気の体験談を募集しています(プライバシーには配慮いたします)。取材にご協力いただける方は、こちらのフォームからご応募ください。
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