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女性の足を襲ったのは、いま問題になっているあの感染症でした…(写真:buritora/PIXTA)
自営業の47歳の女性は、「溶連菌感染症」がニュースで取り上げられるたび、10年前、自分の身に起きたある”怖い”事件を思い出す。女性が忘れられない、そのできごととは――。
女性の名前を佐藤由美さん(仮名)としよう。それは10年前、PR会社に勤務していた36歳のときのことだ。
朝、起きると目を疑った
ある朝、ベッドから起き上がって足を見た瞬間、由美さんは自分の目を疑った。
足全体が普段の2倍くらいの太さになっている。ひどいのは足首からふくらはぎにかけてで、とくに足首はそれとわからないほど膨張。膝までが1本の棒のようになっていた。
「むくんでいるというレベルではなく、ドラえもんの足みたいな感じです。思わず、『うわぁー!!』と叫んでいました」(由美さん)
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