「仕事やらなきゃ」「でも、やる気出ない」最強取説 動けない現代人のための「心の勢い」の作り方
2つ目の特徴は、こうした状態から抜け出すことを目指す本書が、「マインドフルネス」と「モメンタム」の観点から書かれているということ。
「マインドフルネス」と「モメンタム」
もはやすっかりおなじみだと思うが、マインドフルネスは、「瞑想」などを通じて「いま、この瞬間」に意識を向けようという概念。そうすることで、脳の疲れが癒やされ、心のモヤモヤやイライラが晴れるなど、心を落ち着かせることができるわけである。
川野氏と恩田氏は、そんなマインドフルネスを「人生を健やかに生きていくための、叡智のかたまり」であると考えているそうだ。
一方の「モメンタム」は、「パッとしない状態」から心を引っ張り上げ、さらに活力を与えるような心的エネルギーのことを指すという。「心を落ち着かせる」のがマインドフルネスなら、「心を勢いづかせる」のがモメンタムだということ。要するに、これらは「2つでひとつ」のものだと考えられる。


















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