平均年齢67歳「シニアeスポーツチーム」の凄み 「一生鍛錬」のモチベーション継続法とは
私は仕事を好き嫌いで選ぶことはできなかったことから、残りの時間は好きなことをやって過ごしたいという気持ちが強いんです。
ひろBoo:シニアになると、どうしても人生の残りは少なくなりますからね。「何をやって過ごしても限りがある」のであれば、楽しいことをやって終わった方が面白いかなと。
挫けながらも立ち上がり続けられるのは、格好つけて言うと「他人には見えない歩みでも、やっているということが自分の中で誇りとなっているから」だと思います。
NAGI:日本ではマタギスナイパーズが初めてのシニアeスポーツチームですが、スウェーデンには私たちよりも年齢層が高い「シルバースナイパーズ」というチームがあるそうなんです。
自分より年上の方が同じ世界にいることは、私にとって大きなモチベーションになっています。
もし将来マスターズの世界大会が開かれることがあったら、絶対にエントリーしたいので、その時を目指して練習し続けたいですね。
規則正しい生活を心がけ健康的に
ーー皆さんやる気に満ち溢れていて素晴らしいです。マタギスナイパーズに入ってから、生活はどのように変わりましたか?
NAGI:メディアに取り上げていただくことによって「注目されるからには実力が伴わないといけない」という気持ちが芽生えてきました。
毎日プレイ時間をできるだけ確保するために、家事を効率的に済ませるようになりましたね。今は1日8時間の練習時間を確保できています。
mark25:私も生活が規則正しくなりました。午前中は1時間の自主練、午後は4時間の授業、夜は3時間の配信。これが今のルーティーンです。
時間割が固まっているのはいいですね。「なんだか会社にいた頃とあまり変わらないな」と思う時もありますが(笑)