「ニュージーランドワイン」手がける日本人の挑戦 マーケや営業強化、幅広い層にアプローチ

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日本は少子高齢化が進んでいる。あえてお酒を飲まないソバーキュリアスも増えている。これからどう市場を広げていく予定なのか。

「日本人だけではなく、インバウンドで訪れる方や『アジアのベストレストラン50』でも上位を占める東南アジアの高級店にも販路を広げていきたいです。ワイマラマのワインはお肉料理全般によく合いますし、フランス料理やイタリア料理はもちろん、しっかりめの中国料理や繊細な日本料理にもマリアージュすると考えています。ロゼは、女性に人気で前菜からメインの料理まで合うので、もっと盛り上げていきたいですね」(神長社長)

人員の強化が課題に

さまざまな挑戦を仕掛けようと試みる一方で、課題になるのが人員だ。マーケティングや営業の強化、ECサイトの刷新には、現在の倍くらいは人員が必要だと神長社長は語る。

「まずは社内の体制を整えていき、この数年はブランドの認知力を上げていきたいです。30周年を迎える2028年頃までには、毎年完売するようなワインにしていければと思います」

ニューワールドで世界から注目されているニュージーランドワイン。日本のワイナリーが、次世代のニューワールドを牽引することができるか。

東龍 グルメジャーナリスト

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とうりゅう / Toryu

1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口で分かりやすい記事を執筆。審査員や講演、プロデュースやコンサルタントも多数。

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