なぜ人々は21世紀に一段と結婚しなくなったのか それは近代資本主義がもたらした必然的な帰結

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競馬である。

この週末はクラシックレースの合間に当たり、21日には京都競馬場で読売マイラーズカップがある(G2、芝コース、1600メートル)。

私には阪神マイルのイメージが強いが、近年は京都で行われているレースだ。だが、最後の直線に坂のある阪神マイルコースのほうが、底力が試されることが多く、京都マイルは軽いスピード馬でも勝てる。これは安田記念とマイルチャンピオンシップの違いと同じである。

しかし、過去のレースを見ると、京都開催になってからも、勝ち馬のほとんどが大物で、これはレーススケジュールによるものだろう。安田記念への最適なたたき台となっている。

読売マイラーズCの本命は「断然の格上馬」で勝負

ということで、本命はセリフォス(2枠3番)。断然格上だが、問題は100%の出来とは言えないと調教師自らが認めており、まさにたたき台で、そこだけだ。

2強ムードで、もう一方のソウルラッシュ(7枠14番)は体調万全、絶好調の雰囲気。ただ、こういうときは、私は格上馬を買いたい。しかも、いまのところ、セリフォスが2番人気見込みのようである。馬連1点が無難で、平和だが、あえてセリフォスの単勝で。

※ 次回の筆者はかんべえ(吉崎達彦)さんで、掲載は4月27日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

小幡 績 慶応義塾大学大学院教授

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おばた せき / Seki Obata

株主総会やメディアでも積極的に発言する行動派経済学者。専門は行動ファイナンスとコーポレートガバナンス。1992年東京大学経済学部首席卒業、大蔵省(現・財務省)入省、1999年退職。2001~2003年一橋大学経済研究所専任講師。2003年慶應大学大学院経営管理研究学科(慶應義塾大学ビジネススクール)准教授、2023年教授。2001年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。著書に『アフターバブル』(東洋経済新報社)、『GPIF 世界最大の機関投資家』(同)、『すべての経済はバブルに通じる』(光文社新書)、『ネット株の心理学』(MYCOM新書)、『株式投資 最強のサバイバル理論』(共著、洋泉社)などがある。

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