結婚・出産で大きく変化する女子の人生は、右にも左にも選択肢だらけ。20代はもちろん、30代になっても迷いは増すばかり。いったいどの道を選べば幸せに近づけるのか? 元リクルート“最強の母”堂薗稚子さんがお答えします。
※お悩み相談はこちらのアドレス(onna-sodan@toyokeizai.co.jp)まで
今回は、小1の壁ならぬ「小2の壁」問題悩むお母さんからのお悩み相談です。子どもの夏休みを前に、同じ悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
【ご相談】
小学2年生と保育園年長の2人の子を持つワーキングマザーです。子どもの夏休みが迫ってきて、いまその計画で頭を抱えています。
小学校入学以降、専業主婦のお子さんと比べ、十分に習い事などをさせてあげられないことが気になっていますが、保育園時代にはなかった長期の夏休みは、日頃の罪悪感がマックスに…。
学童保育で40日以上ただ時間をつぶさせる、というのがもったいなく、また申し訳なく、どうすれば子どもにとって少しでも楽しく、また本人の成長につながるような休みになるだろうか、とモヤモヤしています。
ちなみに昨年は学童に毎日普通に通って、自由研究も作文もそこそこで、という感じで気楽にやったら、同級生たちの宿題や研究のレベルに劣ったらしく、「今年はしっかりやりたい。賞が取りたい」と子どもに言われて、落ちこみました。
そういうやる気は、尊重して後押ししてあげたいです。堂薗さんのお子さんの夏休みはどうですか?またこれは、という有意義な過ごし方をされている方の例はありますか。何かアドバイスがありましたらぜひお願いします。
母にとっては、子どもの夏休みはつらい……
もうすぐ夏休みですねぇ。子どもたちにとっては、待ちに待った夏休み。されど働く母たちにとっての夏休み、特に小学生母の夏休みには、なんともいえない罪悪感がつきものです。
私もそうでしたし、また私の周囲を見ても、小2のお子さんがいる方がよく悩んでいるのではないかと思います。小1の時期を過ごした後の「後悔」や「反省」、またほかの家庭との「比較」が、小2の母を苦しめているかもしれませんね。
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