英アスコット競馬場で日英の差を考えた 競馬の聖地には「ボディコン熟女」も!

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英ロイヤルアスコット競馬場。毎年6月第3週は英王室主催の大会が開かれ、エリザベス女王をはじめ英王室関係者も多数参加。競馬場は華やかな雰囲気につつまれる(ロイター/アフロ)

全国の競馬ファンの皆様。筆者はこのたび、ちょっと早めの夏休みをとってロイヤルアスコットへ行ってきました。

毎年6月の第3週に、アスコット競馬場で5日間にわたって開催される英国王室主催の競馬大会である。紳士はモーニングにシルクハット、淑女は帽子もしくは髪飾りを着用、というまるで映画『マイフェアレディ』に出てくるそのままの世界。ああ、こういう世界って、本当に実在していたのね。滅多にない体験でしたので、以下はその一部をご同好の諸兄にほんのお裾分けまで。

アスコットは「外国人」も「一見さん」もOK!

ロイヤルアスコットは、「外国人と一見さんお断り」なんてことはありません。チケットはインターネットで入手可能。いちばん高い「ロイヤルエンクロージャー」席はさすがに会員限定らしいが、筆者が買った「シルバーリング」という外野席みたいな場所なら1人前35ポンドで買える。ちなみに日本からの団体ツァーで、エンクロージャー席に潜り込むルートもあって、正装して本物のセレブの世界を体験するチャンスもある模様。

野球で言えば外野席のような「シルバーリング」席。奥に見えるのがアスコット競馬場のスタンドだ

とはいえここが大事なところで、今の1ポンドは195円前後とお高いのである。実はアスコット競馬場までの往復の電車賃も28ポンドする。いやはや、英国はホント洒落にならないほど物価が高い。できれば1ポンドが1ドルで、1ドルが100円くらいだとありがたいんですがねえ。逆に言えば、今、日本を旅する外国人が増えているのは当然でありましょう。今の円安は出血大サービス価格でありますよ、絶対に。

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