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資産億超えリーマンが伝授、3つの「買いポイント」  高配当株で爆益狙う考え方とは?

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(4)株価が割高でない=配当性向が高すぎないこと 

株価が割高でないことは高配当株を買ううえで重要なポイントの一つとなります。 

PERは、だいたい18倍以下であることが望ましいでしょう。PERが18倍を超える高配当企業は、配当性向が高くなりすぎているとも言えます。 

配当性向は、会社が当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに充てたかを示す指標で、 

・配当性向=1株当たりの配当金÷1株当たりの純利益×100 

から算出されます。 

配当性向が高いということは、得られた純利益の多くを配当金に充てており、今後業績が大きく伸びない限り、増配余地は小さいということを示しています。 

配当性向はだいたい50%を超えてくると少し高いかなという印象になります。 

また、PERと配当性向ともに高い高配当株は、今後業績が伸びない限り、株価の上昇によるキャピタルゲインを狙うことも難しくなります。 

もちろん、高配当株を買うときは、PERの他に営業利益成長率、営業利益率などの指標や、配当政策、ビジネスモデルなども参考にする必要はありますが、スクリーニングを簡易にかけるのであれば、だいたいPER18倍以下を条件とすればよいかと思います。 

今後の増配や株価上昇が期待できる銘柄を選択するためにも、できる限りPERと配当性向が高すぎない高配当株を買うことをお勧めします。 

株価が下がっても継続保有が基本スタンス 

ここまで高配当株を買うときのポイントについてお話ししてきましたが、株を買うときは、次のように買いの理由を3つ端的に言えるようにしておくとよいでしょう。 

・買いの理由の例 
1.配当利回り4.5%と高配当であること 
2.ここ5年間、減配されていないこと 
3.ここ3年毎年売上高が平均10%以上伸びているにもかかわらず、PERが10倍台であること 

後で確認できるようにするため、可能であればどこかにメモしておくか、X(旧Twitter)でつぶやくなどすることをお勧めします。 

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もし、株を買った後、期待に反して株価が下がっていったとしても、買ったときの理由が崩れていなければ、保有を継続しても問題なしと考えます。 

また、買いの理由はできるだけ数字を用いるなど、定量的に示せるものである方がよいでしょう。定量的に示せるものであれば、買ったときの理由が崩れた時の判断や成功した時の再現がしやすくなるためです。 

今、投資の成績が安定していない人や、株価急落時に動揺して売ってしまうことが多い人(投資未経験なら、自分がそうであると思う人)は、株を買う理由が明確でないため、損切りしたほうがよいかどうかの判断が難しかったり、投資の再現性が限定的になってしまったりしているのではないでしょうか。 

安定した投資パフォーマンスを継続するためにも、数字を用いながら、買いの理由を3つ端的に説明できるようにしておくとよいでしょう。 

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