「30代女性は問題が多い」持論持つ彼の婚活の結末 婚活でドタキャン、すっぽかしに遭遇した彼のその後

✎ 1〜 ✎ 260 ✎ 261 ✎ 262 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ただし、道弘さんはこの結婚に行き着くまでにかなりの苦労と努力をしている。商売の道を究めるために大学を中退して、父親の友人が経営する大阪の会社で丁稚奉公。さらに東北にある父親の会社に入って10年間修業し、32歳のときに独立開業した。

「男は年収を上げれば結婚できると思って仕事に集中していました。20代で遊んだ記憶はほとんどありません。29歳のときに父の知人が経営している結婚相談所で10人ほどとお見合いをしたことはあります。でも、起業前だったこともあって私の本腰が入らず、どなたともご縁がありませんでした」

なぜかドタキャンやすっぽかしが頻発

会社が軌道に乗ってからは結婚を意識して、仕事や英会話スクール、異業種交流会で出会った女性たちと交際をした。このときから道弘さんの少し偏った女性観が形成され始める。

「当初は不慣れな私が拙速な行動をとったりして、相手の気持ちを害したりしていました。デートのドタキャンやすっぽかしをされても笑って許していたのでなめられていたのかもしれません。私の行動が変わっても、30代の女性はドタキャンなどのトラブルが多かったです。20代の女性にはそういう問題はありませんでした」

と言いつつ、20代女性とも交際が長続きしなかった。40歳になったときに、実家の父親から「結婚はどうするんだ!」と強く迫られた。

「父は当時70歳。この年で孫がいないとは思わなかった、お前は何を考えているんだと叱られました。私には弟が2人いますが、上はバツイチ独身で、下は結婚していますが子どもはいません」

次ページ「2年以内には結婚してみせる」と宣言
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事