だから、まずは一言、「やめて」と伝えること。そして相手がやめてくれたら、それ以降は引きずらないで、これまでどおり仲よくしたり、おしゃべりしたりすればいいと思いますよ。
それでも、やっぱり「やめて」と言いにくいときには、「それを言われると、落ち込むんだけど」と、きみの気持ちを伝えてみましょう。その場合には、「いやな気分」「つらい」「うれしくない」とか、「いやだ」を言い換えたような言葉を使うと、相手に「やめてほしい」という気持ちが伝わりやすくなります。
どうしてもやめてくれなければ先生に相談しよう
もし、ここまできみが伝えながらも、相手がやめてくれない場合には、先生に相談しましょう。 そのときには、「○○さんに、変なあだ名をつけられてしまい、とてもいやです」と、いやなことだけを先生に伝えてください。相手のことをバカにしたり、必要以上にけなしたりしないようにしてくださいね。
あまりにもきみを傷つけるようなことを言ったり、きみが我慢できないと感じたりしたなら、その人とは無理に仲よくする必要もないと思うんだ。「でも、友だちだから」と考える必要もないんじゃないかな。だって、きみを傷つけるような人は、友だちとはいえませんから。きみは、きみのことを傷つけず、お互いに思いやりをもてるような人たちと、仲よくしたほうがいいよね。
まずは「やめて」と伝えて、やめてくれなかったら先生に相談する。あとは必要以上に気にせずに、「おはよう」などのあいさつをするだけの関係にしていけばいいと思います。 それにクラス替えをして、別のクラスになったら、顔を合わせなくもなりますし、まったく気にならなくなったりもします。
POINT やめてほしいことは「やめて」とハッキリ言おう
<「いっしょに公園で遊ぼう」ってせっかくさそってくれたのに、家族との予定があって、どうしよう!>
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