また、このhad better、自分の行動に使うときにもshouldに近い感じで使うことができます。
I [should/had better] go. 「もう行かなくちゃ」というときにはもちろん脅しではないですよね。ここでも、やはり背後には「もう行かないと、悪い結果になってしまう」という想いや事実があるのです。
こういう状況であればhad betterもshouldもどちらも大きな意味の差はなく使うことができます。「もう行かなくちゃ(ヤバい、奥さんが怒ってしまう)!」と言うときには、ぜひhad betterを使ってみてください。
便利なアドバイス方法
日本語訳に惑わされてYou had better go to the bar.のような意味深な助言をしないようにだけ気を付けていれば、had betterが「脅し」なのか「警告」なのか、はたまた「助言」なのか、というのは、状況やトーンで判断すれば良いと思います。「悪い結果になるといけないから」という含みがあることだけ、忘れないようにだけしてください。
通常の助言にはshouldを用いますが、日本人的には、ちょっと控えめに押しつけがましくならないように柔らかく「~した方がいいんじゃないですか」とアドバイスしたいときの便利な表現も知っておきたいところでしょうか。そこで、使えるのがこんな表現。
これは「~したくなるかもしれません」という意味ではなく、「~した方がいいんじゃないですか」という婉曲的な助言の意味で使います。shouldよりも柔らかい助言なので、上司やお客さまにも使いやすいですし、同僚や友人に対しても、遠慮しながらアドバイスしているような感じで使えます。
今回出てきた3つの表現のニュアンスの違いはこんなイメージです。
ニュアンスを意識しながら、状況や相手に合わせて使い分けてみてくださいね!
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら