東洋経済オンラインとは
ビジネス #自動車最前線

「WR-V」対「ヤリスクロス」最新&売れ筋SUV比較 手頃なサイズ感と価格が魅力の2台にある違い

15分で読める
2/8 PAGES
3/8 PAGES
4/8 PAGES
5/8 PAGES
6/8 PAGES
7/8 PAGES
8/8 PAGES

そう考えると、ヤリスクロスでは、やはりハイブリッド車のほうが魅力的だが、価格帯(税込み)は、前述のとおり、229万5000円~315万6000円。WR-Vの価格帯(税込み)209万8800円~248万9300円よりも上になる。一方、ヤリスクロスのガソリン車で、WR-Vと同じ2WD(FF)車ならば、価格帯(税込み)は190万7000円~257万1000円だから、プライス面では十分に競合となる。

WR-VのZグレード(写真:本田技研工業)

ホンダによれば、WR-Vの主なターゲットは、20~30代のミレニアル世代だという。そうしたユーザーには、子育てや生活などに必要なお金が、収入に対し高い比率を占める層だといえる。おのずと、クルマにかけられる金額も限られる。WR-Vは、そうした背景もあり、グレードやパワートレインを絞り、価格帯を決めたといえる。

ハイブリッド車が人気のヤリスクロス

他方、ヤリスクロスは、トヨタの某販売店によれば、「ハイブリッド車を選ぶユーザーが圧倒的に多い」という。価格帯がより高いハイブリッド車のほうが人気だということは、おそらく、クルマにかけられる費用などに、ある程度余裕がある層がメインなのだろう。例えば、子育てを終えた中・高年層などが考えられる。また、最近は、買い替えなどで愛車を売却する際のリセールバリューも、ハイブリッド車のほうが高い傾向だ。比較的若い世代でも、そうした先々を考慮し、ハイブリッド車を購入しているのかもしれない。

東洋経済オンライン「自動車最前線」は、自動車にまつわるホットなニュースをタイムリーに配信! 記事一覧はこちら

いずれにしろ、ガソリン車2WD(FF)のみの3グレードという、かなり思い切った設定で、価格を抑えているのが注目のWR-V。ホンダのそうした戦略に対し、熾烈な激戦を繰り広げるコンパクトSUV市場が、どのような反応を示すのかが今後注目だ。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象