青ワークは、指ひとつ動かさなくていい仕事かもしれないが、精神的な負荷は高い。長時間にわたって青ワークに従事していると、かなり消耗する。
青ワーク(思考や決断)では次のような言葉がよく使われる。
◆「君はどう思う?」
◆「もっといい方法をとれないか?」
◆「学んだことは何か?」
上手な青ワークでは発言量が均等に近づく
こうした言葉は、発言の割合にどのような影響を及ぼすのだろう?
赤ワークの例であげた問いかけは、単純に同意するか、「はい/いいえ」で答えるかのどちらかになるので、発言の割合は当然偏る。
会話の参加者(特に立場が低い人)で、ほぼ発言しない人が、少なくとも1人はいるようになる。発言する必要がほとんどないからだ。
一方、青ワークで使われる問いかけは、チームのメンバーから長い回答を引き出す。その結果、赤ワークに比べると、発言の割合が均等に近づき、会話の偏りは小さくなる。
チームが青ワークをうまく取り入れるようになればなるほど、チーム内の発言のバランスがよくなるだろう。
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