汚部屋育ちの40代が苦手な「掃除」と和解するまで 植え付けられた苦手意識はあえて「克服しない」

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掃除機をかける筆者
掃除機はコードレスかつ小型で軽いものを。メンテナンスの手間を減らすためブラシもはずしています(筆者撮影)
ロスジェネ世代で職歴ほぼなし。29歳で交通事故にあい、晩婚した夫はスキルス性胃がん(ステージ4)で闘病中。でも、私の人生はこんなにも楽しい。なぜなら、小さく暮らすコツを知っているから。
先が見えない時代でも、毎日を機嫌よく、好きなものにだけ囲まれたコンパクトライフを送る筆者の徒然日記。大好評の連載第10回です。

東京都港区にある、タワーマンションの谷間にひっそりと佇む、築50年超えのとあるマンションにミドルシニア夫婦2人で老猫と預かり犬と住んでいます。

30m²に満たない狭い空間は、他人から見たら狭いし古いしデメリットが目立つかもしれません。しかし「住めば都」とはよくいったもの。実際に暮らしてみるとデメリットを補って余りあるメリットを感じているのです。

小さな家の大きなメリットのひとつに「掃除がラク」というのがあります。実は私は汚部屋育ちで、掃除に苦手意識があるし、そもそも好きではない。そんな私にとって、掃除の手間がかからない小さな家はありがたいかぎりです。

【画像】汚部屋育ちの筆者…「アラフィフの現在、住む部屋」を画像で見る(8枚)

汚部屋育ち、掃除機をかけない家で育った私なりの掃除術

12畳ワンルーム
12畳ワンルームの我が家。椅子とワゴンはキャスター付きなので掃除の際に移動させるのもラクチン(筆者撮影)
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