「大谷翔平が結婚」観戦ツアーにかかる費用の実際 「手配旅行」の場合でも旅行代金は高額に

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チケットはいろいろなサイトで購入できる。旅行会社のパックの代金より安いが、紙はなく、すべて電子チケットなので注意が必要だ。

観戦に際して、注意すべきポイントは?

「手荷物検査が厳しいです。日本みたいに大きなバックパックやボストンバッグは全部NGです。望遠の大きなカメラや三脚もアウトです。球場によっては透明のビニールバッグと指定してくるところもあります。できるだけ軽装にしないと警備で止められたりするので、僕はわざとスーパーの買い物袋を持って入ったりします。

それから、球場でビールを飲むときは、身分証明書が必要になりますから、パスポートは必須です。繁華街には治安の悪いところもありますから、野球を観るためだけに来ているのなら、球場からホテルにまっすぐ帰ることですね」

総予算はどれくらいに?

「昔は30万円くらいでもずいぶん高いなと思いましたが、今年は5~6日の滞在だとどんなに節約しても50万円くらいかかるんじゃないでしょうか。マイルを使ってできるだけ安く上げようと思いますが、飛行機はLCCも考えています」

旅行会社は「『安全』の費用もオン」

旅行会社に話を聞いていて、思わず「ずいぶん高いものですね」と言うと、担当者はまじめな顔をして「私どもは快適に観戦していただくために『安全』の費用もオンさせていただいています」と言った。

行き慣れた人であればそんな気遣いは無用だろうが、円安の昨今、大谷翔平の応援は、相当の出費を覚悟しなければならない。なんにせよ、しっかり計画を立てていくべきだろう。

広尾 晃 ライター

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ひろお こう / Kou Hiroo

1959年大阪市生まれ。立命館大学卒業。コピーライターやプランナー、ライターとして活動。日米の野球記録を取り上げるブログ「野球の記録で話したい」を執筆している。著書に『野球崩壊 深刻化する「野球離れ」を食い止めろ!』『巨人軍の巨人 馬場正平』(ともにイースト・プレス)、『もし、あの野球選手がこうなっていたら~データで読み解くプロ野球「たられば」ワールド~』(オークラ出版)など。

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