「韓国での開幕戦の、ドジャースとパドレスの対戦を見るなら、僕はそんな高いチケット狙わないですね。いろんな手があるんですよ」
こう話すのは、松崎祥久さん。筆者の古なじみの会社員だが、MLB本拠地全30球場で試合観戦をした猛者だ。野球文化學會の会員でもある。
我々は「大谷翔平を見に行く」となると何が何でもドジャースタジアムで、と思うが、ドジャースはドジャースタジアムで年間81試合前後、残る81前後は他の球場で試合をするのだ。
ドジャースタジアムでの試合より安い
サンディエゴ・パドレスは、ドジャースと同じナショナル・リーグ西地区に所属し、ドジャースとは13試合も対戦がある。今年はこのうち7試合がドジャースの本拠地ドジャースタジアムで行われるが、6試合はパドレスの本拠地「ペトコパーク」で行われる。この球場は2006年侍ジャパンが世界一になった第1回WBCの決勝の舞台だ。侍ジャパンの歓喜を覚えている人も多いだろう。
「7月30、31日とペトコパークでドジャースの2連戦があるんです。僕ならこちらを狙いますね。チケットはずいぶん高くなりましたが、それでもドジャースタジアムでの試合よりは安いですし、おそらく満員札止めにはなりませんから」(松崎さん、以下同)
ホテルはどうするのか?
「ホテルは球場から徒歩か、公共交通機関を利用して、至便な場所を探します。ナイトゲームですと帰宿が夜更けになることがあり徒歩圏で行けるホテルはその意味で楽です。ペトコパークの場合は、徒歩圏にあるガスランプクォーターという繁華街を中心に探します。
ドジャースタジアムなら、地下鉄のユニオンステーション駅の近く。この駅からドジャースタジアム行きの無料シャトルバスが出ていますから。タクシーは、ずいぶん高くなってチップも含めれば日本円で1万円は覚悟しないと。ウーバーなんかもありますが。航空運賃も馬鹿上がりしているので、交通費はできるだけ節約したいところです」
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