「大谷翔平が結婚」観戦ツアーにかかる費用の実際 「手配旅行」の場合でも旅行代金は高額に

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しかし「2試合」「3試合」となると、指名打者でほぼ毎日出場する大谷翔平はともかく、5日に1日くらいしか登板しない山本由伸は、運がよくなければ見ることができない。

また対戦相手は日程によって異なるので、韓国での開幕戦のように大谷、山本に加えてパドレスのダルビッシュ有、松井が揃うような豪華顔合わせは難しい。試合数は4試合以上、対戦カードもこちらで選びたい。となれば「ツアー」ではなく「手配旅行」になる。

ツアーではなく「手配旅行」の場合の旅行代金

飛行機、ホテル、チケット、移動手段などを個別に決めて、旅行会社に見積もりをして発注するのだ。しかし「手配旅行」も旅行代金はそれほど安くならない。

まず、昨今の円安で、航空運賃やホテル代が跳ね上がっている。さらに、飛行機とホテルを確保しても、現地の「足」の問題がある。空港からホテルへ、ホテルから球場までの交通手段、車社会のアメリカでは日本と異なり公共交通は少ない。

旅行会社では「ホテルから球場までの片道、または往復の送迎付き」のチケットが多いが、送迎費用が2万円ほどオンされていて、どんな席でも1枚当たり数万円になっている。

仮に1週間滞在して5試合観戦するとすれば、旅行会社からは100万円を超す見積もりが上がってくることになる。

もちろん、この高騰の背景には「円安」があるのだが、今の世の中、気楽に「大谷翔平を見に行く」とは言いにくくなっているのだ。

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