寿命を延ばそうと糖質制限する人の"落とし穴" 長寿遺伝子サーチュインは活性化するが…
カロリー制限は基本的に長続きしない
長寿遺伝子サーチュインを活性化させる方法を解説します。最も直接的なサーチュインの活性化は、食事のカロリー制限です。アカゲザルに30%のカロリー制限をすると、サーチュインが活性化され寿命延長が期待できます。
しかし、この方法はあまりおすすめできません。なぜかというと、意識してカロリーをカットする食事は食欲を激しく刺激し、相当に意思の強い人でない限り長続きしないからです。
我慢できずにカロリー制限した後に通常食に戻すと、かえって過食になってしまう場合が多く、この状況は体重のリバウンドを引き起こしてしまいます。 サーチュインの状態もカロリー制限していた間は順調に活性化していても、制限を解除した直後に脱アセチル化活性は低下し、タンパク質のアセチル化量も元に戻るのみならず、かえって増えてしまう危険性もあります。


















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