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認知症の人の理解が一気に進む「5つの会話術」 会話がスムーズになるちょっとした「コツ」

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「この人はどっちのメッセージがハマるんだろう」と普段の会話からつかんでおけば、たくさん〝あなた〞を褒めてあげるべきなのか、〝私〞の気持ちをどんどん伝えたほうがいいのか、というふうに分かれていくわけです。

私はいつも、どんな言葉で褒められたときに、最も笑顔が大きくなるのか、声やリアクションが大きくなるかを観察し、心に響く褒め方をメモしています。

(画像:『ボケ、のち晴れ 認知症の人とうまいこと生きるコツ』より/マンガ・中川いさみ)

聞こえているけど「頭に届かない」状態とは?

「脳いきいき教室」という、脳の健康を保つ市町村事業での話です。
 2人1組で頭の体操を進めていくのですが、80代の大森さんは、先に進むことができません。

「どこかわからないところがありましたか?」と聞くと、「わからないのではないけれど、もう一度教えてもらってもいいかしら」と言います。

「もちろんです」と答え、最初から説明しましたが、それでもぽかんとした様子です。

そして私に、困ったようにこう言いました。

「あなたの言葉は聞こえているけれど、まだ頭に届いていないのよ」

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【情報過多でついていけない】

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