がんで地方移住した男性が感じた「よかったこと」 治療中や治療後の「生活環境」という盲点

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回答者6503人全体でみると、いい点として医療体制を挙げた人の比率は39.0%、課題点として挙げた人の比率は11.2%でした。対象の都市別に、この数値を見たのがグラフですが、いい点として医療体制を挙げた人の比率が40%を超えているのは、東京23区や名古屋市など、7都市。課題点として20%以上の人が挙げた都市は、秋田市、松山市、高知市でした。

(図表入れる)

移住後、新型コロナ→間質性肺炎に

もう1人、地方で病気療養した人を紹介しましょう。

高松でインタビューをしたのはファイナンシャル・アドバイザーのUさん。この仕事を始めてすでに38年になるベテランです。実家のある高松に東京からUターン移住をしたのが2021年3月。教師をしていた父が、新型コロナ禍で妙に弱気になったことをきっかけに移住を決めました。

ところが、2021年夏にご自身が新型コロナに罹患。しかも救急車で運ばれ、緊急入院する事態に。医師には厳しい宣告を受けたのですが、何とか望みをつなぎ、11月には退院できるまでに回復しました。素晴らしい回復力なのですが、その力のもとは若いころから愛用しているサプリメントの力ではないか、といいます。

ただ、退院できたとはいえ、医師からは「間質性肺炎」と診断されました。障害者の認定を受け、生涯にわたって酸素ボンベを離せない生活になると宣告を受けます。実際、ネット検索をすると、特発性間質性肺炎は「指定難病85」と記載されています。治療薬はあるようですが、進行抑制が現実的な目標になると書かれており、Uさんもこれを読んだことでしょうから、かなり落ち込んだはずです。

しかし、Uさんは「難病指定ということは、医者にかかっても治らないということだ」と考え、検索を続けたところ、ミトコンドリア増強サプリメントと波動パッチを見つけ、それを試したそうです。

高価ではあったものの、退院後の回復力も驚異的で、今では酸素ボンベがいらない生活に戻ることができたとのこと。実際、インタビューはホテルの喫茶店で行ったのですが、そこへ酸素ボンベなしで登場し、最初の印象は66歳には見えない、若々しいものでした。

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