表計算「作った本人が退職」会社で起きる大混乱 自己診断できる、デジタル化レベルチェックも

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どうでしょう。みなさんの会社には、表計算ソフトが立ち上がっているパソコンと一日中にらめっこをしている社員が複数社内にいませんか?
表計算ソフトの使い方の解説本が社員の机に並んでいることはありませんか?

このような光景を見たら、それは御社のなかにデジタル化推進を阻む高いハードルがある証拠なのです。

会社のデジタル化レベルをチェック

最後に、簡単な自己診断法を掲げておきます。次のどれか1つにでもチェックが入るようであれば、その会社はデジタル化レベル初期段階です。

※外部配信先では図表を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

会社 デジタル化

正しいデジタル化により、お客さまへの提供価値を継続的に高めて社内の生産性も同時に上げてゆくにはどうすればよいのか。

そのために社長が取るべき行動と成長へのロードマップについては、拙著『中小企業のための会社を正しくデジタル化する方法』で詳しく解説しました。ぜひ参考になさってください。

鈴木 純二 中小企業向けIT化コンサルタント

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すずき じゅんじ / Junji Suzuki

1960年生まれ。セイコーエプソンでパソコン製造のエンジニア、商品企画リーダーを経て、同社グループ企業のIT、Web販売、経営企画・ネットプロモーション責任者を歴任。早期退職後、ベルケンシステムズ株式会社を設立。数十名から数百名規模の中小・中堅企業を中心にIT化コンサルティングサービスを展開。110社を超えるコンサルティング・相談対応の知見を生かし、企業成長を確実に達成しながらデジタル化を実現する「成長型IT導入法」を考案。

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