気をつけていただきたいのは、一方的に質問し続けると面接みたいになってしまうので、自分も相手の自己開示レベルに合わせながら自己開示しつつ話を進めてください。
特に自分のほうが役職が上の場合は、より面接感が出てしまうので注意です。
良い関係を開始する3つのステップ
全体の会話の流れは、以下のようになります。
上司「新しいプロジェクトの担当になったけどどうかな?」
部下Aさん「未経験の領域も一部あるのでドキドキしていますが、楽しみです」
上司「そうだよね。僕も去年のAI領域のプロジェクトは正直ガチガチだったよ。わからないことはお互い様だからリラックスしていこう」
部下Aさん「ありがとうございます。もし困ったら早めに頼らせてもらいます」
上司「ちなみに、特に楽しみだと感じることは何かな?」
部下Aさん「新しいことを知ったり、できるようになるのが楽しみです」
このように3つのステップを行いながら、相手を「観察」しつつ関係開始をスムーズに行っていきます。
また、「観察」することとしては、価値観や「本音」と「建前」です。
ほとんどの人が、「嫌われない戦略」を無意識にとっていることから、相手が求めていそうなことを口にしていることがあります。
つまり、この会話でいうと「ドキドキしていますが、仕事が楽しみ」「新しいことができるのが楽しみ」という部分です。
この部分が「本音」と「建前」どちらなのかを、「相手の表情」や「目線」や「言い方」などを見ながら見極めていきます。
そして、どんどんAさんの価値観や特徴を自分の中で、ストックしていってください。
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