吐き気、頭痛…二日酔いに効くタイプ別漢方薬3種 肝臓のダメージを軽減するが、飲みすぎに注意

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年末年始の飲みすぎ。漢方薬でスッキリさせましょう(写真:SAMURAI/PIXTA)

年末年始は忘年会や新年会などの集まりが増え、コロナ禍での自粛の反動から飲みすぎてしまうこともあるのではないでしょうか。今回は、飲酒による肝臓へのダメージを軽減する漢方薬を紹介したいと思います。

二日酔いに効能がある漢方薬

二日酔いに効能がある漢方薬があることをご存じでしょうか?

まずはそのなかから、代表的な3つの処方「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」と「五苓散(ごれいさん)」「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」を紹介させていただきます。

二日酔い対策としては、飲酒前に黄連解毒湯を、飲酒後に五苓散を服用するのがおすすめ。どちらも健康保険が適用されている漢方薬(エキス剤)で、ドラッグストアや薬局にも置いてあります。また、この2つの処方を合わせた内服液「五苓黄解(ごれいおうげ)」も商品化されています。

私自身も飲み会があるときは、これらの煎じ薬を自分で作り、レトルトパックで保存したものを飲んでます 。飲む前のほうがよいですが、帰宅後に服用しても翌日のイヤな二日酔いの症状はかなり軽減されます。

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