「東洋経済オンラインアワード2023」6賞・9名決定 今年のMVPは「ゴミ屋敷」の背景を描いた國友公司さん

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写真左より、唐鎌大輔氏、レジス・アルノー氏、大木奈ハル子氏、國友公司氏、くらま氏、濱井正吾氏、中井彰人氏、西山守氏(撮影:梅谷秀司)

株式会社東洋経済新報社が運営する経済ニュースサイト「東洋経済オンライン」では、その年もっともインパクトを残したコンテンツを制作した筆者をたたえる「東洋経済オンラインアワード」を実施しています。

このたび2022年10月~2023年10月に東洋経済オンラインで配信したコンテンツを対象として選考を行った結果、以下の授賞者が決定しましたので、お知らせいたします。

2023年度のMVPを授賞した國友公司氏(撮影:梅谷秀司)

【MVP】

國友公司氏:ルポライター

國友氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:「片付けられたゴミ屋敷」その1年後の驚く実態

(授賞理由)
「ゴミ屋敷」に暮らす人々の“孤独”と、片付け後の“希望”に焦点を当てた連載シリーズを執筆。ゴミ屋敷・不用品回収の専門業者「イーブイ」(大阪府、二見文直社長)が運営するYouTube「イーブイ片付けチャンネル」の協力のもと、ゴミ屋敷の背景にある社会問題をえぐり出した各記事が大きな反響を呼びました。

(MVPについて:今年1年で東洋経済オンラインで公開した記事の中で、質と数、またページビュー数など、もっとも大きなインパクトをもたらした方に贈る賞)

 

【ニューウェーブ賞】

西山守氏:マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授

西山氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:日本企業「ジャニーズからの撤退」に感じる違和感

(授賞理由)
専門のマーケティング・広告分野の知見を活かした記事を多数ご寄稿いただきました。東京都広告トラック問題から、各企業のSNS炎上トラブル、ジャニーズ問題に至るまで、世の中の関心の高い事象について、スピーディかつ鋭い視点で執筆、多くの人に新たな気づきを与えていただきました。

 

中井彰人氏:流通アナリスト

中井氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:百貨店「つぶれる街」「生き残る街」の決定的な差

(授賞理由)2022年10月から流通・外食の分野で、データに基づく精緻な分析記事を執筆いただいています。アナリストという専門的見地より、個別の企業や事象を見ただけではわからない背景や構造を見事に描き出し、それぞれについて大きな反響がありました。

(ニューウェーブ賞について:今年1年のうちに東洋経済オンラインで執筆を開始された方の中で、特にご活躍され、媒体に新しい風を吹き込んでくださった方に贈る賞)

 

【ソーシャルインパクト賞】

濱井正吾氏:教育系ライター

濱井氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:「7浪で一橋に合格」父と先生が放った強烈な一言

(授賞理由)
2022年末から毎週連載『浪人したら人生「劇的に」変わった』を執筆。数回、数年に渡って浪人をした"多浪生"に焦点を当て、取材対象者 1人ひとりの人生ドラマを描くとともに、家庭環境や教育格差など、社会問題にも触れ、多くの読者の反響を呼びました。

(ソーシャルインパクト賞について:粘り強い現場取材や調査、専門分野における広い見識に基づいた分析によって、多くの人が直面する社会問題を鋭く切り取り、世の中に議論を巻き起こした方に贈る賞)

 

【クリエイティブ賞】

大木奈ハル子氏:ブロガー・ライター

大木奈氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:びっくりドンキー「330円モーニング」がくれる幸福

(授賞理由)
2022年10月に連載開始した連載『チェーン店最強のモーニングを探して』を毎週、執筆されています。チェーン店のモーニングという一見ライトな題材を、叙情豊かに描くことで、庶民の消費生活を映し出しました。

くらま氏:倹者の流儀/節約系ユーチューバー

くらま氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:4年で1200万貯めた29歳「即やめるべき節約法」

(授賞理由)2023年3月に連載開始した『となりの倹者たち 人生を好転させた節約の流儀』(構成:横田ちえ氏)を担当されています。物価高のさなか、庶民にも真似しやすい「節約」を軸に多くの節約家たちにインタビュー。そのノウハウや人生観が多くの共感を集めました。

(クリエイティブ賞について:独自の視点と取材・調査をもとに、ほかのどこにもない唯一無二の記事を世に送り出された方に贈る賞)

 

【モビリティ賞】

高木聡氏:アジアン鉄道ライター

高木氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:日本が調査、ジャワ島鉄道「準高速化」空しい結末

(授賞理由)2017年からインドネシアを中心に東南アジアの鉄道について執筆いただいています。関係者に深く食い込んだ取材のネットワークと現地在住ならではの視点や知識によって生み出された記事は、鉄道というテーマを通じて新興国の事情や日本の開発援助の問題点などを鋭く描き出し、鉄道ファンのみならず多くの反響を集めています。

(モビリティ賞について:東洋経済オンラインには「鉄道最前線」「自動車最前線」とそれぞれの分野専門ページを設けています。乗り物系=モビリティの分野における優れた報道をされた方に贈る賞)


【ロングランヒット賞】

レジス・アルノー氏:『フランス・ジャポン・エコー』編集長、仏フィガロ東京特派員

アルノー氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:入管法で露呈、日本の民主主義は死滅状態にある

(授賞理由)2016 年12月から日本が抱える様々な問題を外国人の視点で斬っていただきました。複数の当事者に取材をし、そこから問題を突き止める姿勢は執筆当初から変わりがありません。取り上げる対象も入管からジャニーズまで幅広く、その熱いながらも冷静な視点は日本人読者にも多くの気づきを与えてくれました。

唐鎌大輔氏:みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

唐鎌氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:「どうせ円高に戻るはず」という時代遅れの発想

(授賞理由)
2015年から為替を軸に経済・市場を分析する骨太なコラムを寄稿すること 200本以上。出来事を受けたタイムリーさと、データに基づき構造を分析する深さを併せ持ち、足元では昨年始まった超円安が今年も続くことを的確に予測されました。

(ロングランヒット賞について:東洋経済オンラインで多数の記事を長年にわたり継続的に執筆され、かつ多くの話題の記事を生み出された方に贈る賞)

当日は社長の田北浩章(写真左から2人目)より表彰状を授与、編集長の井下健悟から(右から2人目)表彰理由の発表も行いました

 

東洋経済オンラインとは
「まじめな異論で未来を拓く」をパーパスとして掲げる(株)東洋経済新報社が運営する日本最大級のビジネスニュースサイト。2003年に開設。働き盛りのビジネスパーソンに向けて、ビジネス、経済、就職、働き方など、仕事とプライベートに役立つ情報を毎日公開しています。
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