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「部下が伸びない理由」と「東洋医学」の共通点 あれこれ施術するほど逆効果?

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ああしろ、こうしろ、と言いたくなるのをぐっとこらえて、「気づいてないかもしれないけれど、少なくとも私からは、この点が足りてないように見える」と伝える。そして「対策は自分で考えてみろ」とアドバイスし経過を観察。相手が後日「分からないので教えてください」と言ってきたら、そこで初めて指導する、という段取りです。この作戦は、「君ならできるはずだ」と信頼を示すことにもつながります。

ダメ出しの「さらに先」を考える

「ダメ出し」という日本語があるとおり、「ダメなところを伝える」だけにとどめて、解決策は自分で考えさせる。ですが、さらにもう一段上のコミュニケーションを目指すなら、気をつけたい点があります。それは「ダメじゃない点も伝える」ということ。

相手のよくない点を見つけ、指摘するダメ出しは、ネガティブチェックと呼ばれる行為です。

「この書類、ここが間違っている」

「君は、このスキルがまだまだだ」

「取引先に、あんな言い方をしちゃダメだ!」

という指摘は誰もが日頃行っているでしょうが、いっぽうでポジティブチェック(よいところを指摘する)はどうしてもおろそかになりがちです。

「この書類は、このページがよく書けている」

「君には、こういう才能があるように感じる」

「あのときの発言は、取引先に刺さってた」

 このように、相手のいいところも指摘してあげるのは、なかなか難しいですが、とても効果があります。いわば「ダメ出し」ならぬ「いいところ出し」。 これも「だからこうすれば、もっとよくなるよ」とはアドバイスせず、指摘するだけにとどめるのがいいでしょう。そのほうが、真実味が増します。

まとめると、

・あれこれと指導・アドバイスするのではなく、指摘にとどめて自主性を期待する
 ・指摘する際、「ダメ出し」だけでなく、よいところも指摘するとさらに伸びる

ということです。

言っても言っても聞かない相手や、叱られても叱られても直そうとしない相手には、いっそのこと「気づかせる」だけにして、その際、いいところも同時に気づかせてあげる、という発想。ぜひ、試してみてください!
 

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