急務に追われると逆にダラダラ時間が増える心理 目標を先送りにしている人が知らない時間管理術
タスクを書き出して、優先順位をつけたならば、いつ取り組むのか、具体的にスケジュールに落とし込んでいきましょう。時間ができたら取り組もうと思うと、いつまで経っても取り組めません。せっかく目標や夢があっても、取り組まなければ夢は夢のままです。
まずは、目標や夢の実現に向けて使える時間を確保したうえで、優先順位の高いものから、スケジュールに落としていきます。
がちがちに分単位でスケジュールを決める必要はありません。例えば1日に3時間、目標に向かって使える時間があるのなら、余裕を持って2時間半ほどのタスクを用意しておきましょう。
使える時間の枠に対して、やることをリストアップしておくということまでは最低限しておくと、どのタスクをやるか悩むという無駄な時間を費やさずに済みます。タスクを実行する順番も決めておくと、さらにスムーズになります。
なかなか朝起きられない人にも有効な方法
「仕事から帰ってきてから、資格試験の勉強をしようと思うけど、疲れきっていてできない」「仕事の流れで食事に行くことになって、帰りが遅くなり、そのまま寝てしまった」という相談も、よく受けます。
限られた時間で目標や夢を実現させていくためには、時間を生み出して活用していくこと以外にも意識を向けなくてはなりません。それは、時間の価値を上げる意識です。
精神科医の樺沢紫苑先生の『神・時間術』(大和書房)では、脳のパフォーマンスを最大に引き出し、24時間を科学的に2倍にする時間術が書かれています。
1日の中で集中力が高まる時間帯は朝です。特に、目覚めてからの3時間は「脳のゴールデンタイム」と呼ばれ、集中力が最高レベルに達します。朝の1時間は、夜の1時間の4倍の価値があると言います。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら