「"教育としてのアイドル"1期生」本音、聞いてみた 「初"高校生"正統派アイドル」直撃取材した回答

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週末の移動、メンバーは大変ではないのだろうか。

「週末東京に行って、戻ってきて勉強もしないといけないし、翌日はすぐに学校っていう生活で疲れはあるんですけど、段々と慣れてきたら大丈夫っていう感じはしています」(竹内さん)

「中学の頃はダンス部で体力には自信があったんですけど、日々のレッスンに自主練、週末には東京と、まだまだ体力つけないといけないなと感じています。だから今は動いてないと逆に変な感じです」(岡澤さん)

ダンスが大好きでスキルを磨いていきたいという岡澤唯さん(写真:松原大輔)

メンバーも今は東京に行く度にテンションが上がり、楽しく過ごせているという。だが、こうした楽しい日々ばかりではないのがアイドルの世界だ。

「アイドルとして残された時間」はあと2年弱

地元長野で生まれ育ち、それまでライブハウスに行ったこともなく、佐久で勉強とレッスンに励む彼女たちは今、週末東京でアイドルとしてステージに立っている。

その楽しさや苦しさを本格的に経験するのは、まさにこれからだろう。彼女たちにアイドルとして残された時間はあと2年弱。

この時間をどう過ごすし、そこで何を感じ、何を学ぶのか。

佐久長聖高校パフォーミングアーツコースの6名、「教育としてのアイドル」の1期生として、どのような姿でアイドルと高校を卒業するのか、注目せずにはいられない。

*この記事の前半:「『アイドル育成コース』佐久長聖高校、驚きの挑戦」

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松原 大輔 編集者・ライター

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まつばら・だいすけ / Daisuke Matsubara

富山県出身。編集者・ライター・YouTubeプロデューサー。中央大学法学部卒。在学中より故・永谷修氏に師事。大学卒業後、講談社生活文化局にて編集見習いとなる。その後、文藝春秋『Sports Graphic Number』編集部などで編集者・記者を経て、2018年に独立。書籍の企画、編集や執筆活動、YouTubeの動画制作・プロデュース、アーティストマネジメントなどを行っている。

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