「"教育としてのアイドル"1期生」本音、聞いてみた 「初"高校生"正統派アイドル」直撃取材した回答

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アイドルというのは最初、ステージに立つからには「売れたい」と誰もが思うものだ。絶対ではないが、それはエンターテインメントをビジネスとするものとして当然のことだろう。

だが、彼女たちはあくまで高校生活の一部としてのアイドル活動であり、いわば授業の一環と言っても過言ではないだろう。

事実、歌やダンスはコースのカリキュラムに組み込まれ、校内にある専用のレッスン室で外部から招かれた専門家に指導を受ける。

今現在、これらのダンスや歌のレッスンは単位には影響せず、他の部活動同様に高校生としての課外活動にあたるということだった。

ゆえに彼女たちの将来は「アイドルとして売れたい」だけではない。大学進学やその他の選択肢もあるわけだ。

「将来のことはまだ明確には考えていませんが、このままアイドル活動を続けた先に見えた自分の未来へ進みたいと思っています」(勝見さん)

趣味はお菓子作りという勝見奏花さん(写真:松原大輔)

大学か専門学校への進学を考えてます」(竹内さん)

大学に進学して声楽を学びたいなと考えてます。もちろん芸能活動にも興味があります」(片岡さん)

将来に関して聞いた際に出てきた答えは、みな悩みながらもいわゆるアイドル的な回答でなく、完全に高校生としてのものだった。

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